ポンポさんフィルム化プロジェクトがクラウドファンディングで始まり、さっそく参加してきました。
ほとんどの映画がデジタルでフィルムは失われつつある現代であえてフィルム化する意味とは。
フィルムにはフィルムにしかない質感とか色とかがあるというけれど、正直自分にはそこまでの違いがわかりません。
あとフィルムは電子媒体に比べて圧倒的に物持ちが良いというメリットがあるので、100年経ってもフィルムは見れる状態で残せるだろうということぐらいでしょうか。(今でも映画の祖といわれるリュミエール兄弟の映画のフィルムが見れるぐらいですし)

これとは別にプロジェクトそのものの意味を考えてみると、クラウドファンディングそのもので話題性を集め、フィルム化したポンポさんを再度全国の映画館で上映することでさらに認知度を上げるということですね。
自分がプロジェクト参加を決めたのもこれが理由で、自分一人ではせいぜい周りの数人の人間にしか映画を宣伝できないけど、こういうプロジェクトに参加すればもっと多くの人にこの素晴らしい映画を知ってもらえる機会が増えるのではないかという思いから。
劇中でもクラウドファンディングが肝になってるし、参加することで映画の中にさらに多くの自分を見出せるんじゃないかなとも。

とはいえ、フィルムなのでデジタルのように上映しようと思えばすぐに何処でも上映できるものもなく映写機も必要ですし、上映は地方ごとで限定的になるのは致し方ないかなと。
プロジェクトに参加すればメインのリターンである試写会には行けるけど場所的に難しい人もいると思うし、そういう人向けのリターンもしっかりすればさらに参加者は増えると思いますし、そういう意見は置いといても増えて欲しいですね。